第19回 『スマホでの人物撮影』

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善本先生

人物撮影

スマホ・・・気楽写真

大型カメラ・・・改まった写真

  • 表情が重要

  • 関係性を大切に

  • 撮影に失敗しても顔に出さない(不安にさせない)

撮る目的を考えよう

「誰」に何を伝えたいのか?を考える⇒ 撮影する場所を選ぶ

例:タレント(被写体)の場合、ファンの気持ちで撮影します。

構図(フレーミング)

種類

  • 日の丸

  • 三分割

カメラ側

撮影アングル(視座) 基本的に、被写体とカメラの位置は水平にします。

  • ヨリとヒキの2種類を撮影します。

被写体側

顔の角度で印象がガラっと変わります。

  • 目線を外した写真も撮影

撮られるポイント

  • 顔と目は同じ向き。

  • 立った状態

  • 肩幅は肩くらいで、まっすぐ立つ

  • シワはそのまま

  • 顔の左側をとる→感情(右脳)が出やすい

照明

影を生かす光の当て方を心がけましょう。 重要なのが、あくまで影です。

場面に応じた影の活かし方などを紹介します。

自然光

季節や時間帯によって、光が違います。⇒ 光の違いを養うためには、定点撮影をしてみましょう。

湯気などは、逆光でとると強調されます。

商品撮影の場合

  • 自然光が撮影しやすい。

  • 直射日光より、北側の柔らかい光が適切。

  • 撮影ボックスを使うのもおすすめ。※白バックより空間の中で撮影した方が良い場合もあります。

室内の場合

  • 自然光が基本です。薄暗い場所でも、あえて、ストロボなしで撮影します。(動画の場合は、光を安定させるため、ストロボをたきます。)

  • 背景にも注意を払いましょう。

    被写体の背景が変わるだけで、印象が大きく変わります。

  • 人物が引き立たせたい場合は、

    背景はシンプルに。室内と屋外の中間のような場所が狙い目。

    影をつけると、顔の立体感が出て印象的になります。

  • 事前にスポットを決めておく。→ロケハンがオススメ

実践!撮影手順

  1. 蛍光灯を消す

  2. 左側に窓

  3. 窓際に被写体を置く

  4. 体を窓側に傾け、顔は正面

  5. 窓はフレーム外 ※窓も含めてしまうと、暗くなってしまいます。

  6. 右側にレフ板

  7. 窓側からは撮らない

  8. 望遠に撮る。物の歪みがない

大先生を撮る場合

  • 先生のペースに合わせる

  • 導入の30分はただ、相手が温まるような話題でウォーミングアップ

  • しばらく、付き合ったら撮影ポイントに誘導。

時間が無い場合は、関係性ができたあとで、最後に正面から一枚撮る

料理の場合

俯瞰(真上)で撮るのが基本。 自然光が横からの光があれば、俯瞰でも立体的に撮れます。

店主に、料理の正面を確認してから撮影しましょう。

品数が多い時は、場所を変えてみましょう

用語

ディフューズ バウンス

  • スチールカメラ

フィルムカメラデジタルカメラの静止画を撮影するカメラのこと。動画撮影用カメラの対義語として使われる。

スチールカメラとは - コトバンク